今から10年以上も前のお話ですが東京の主要な駅の近くにある「Sレジデンス」というビンテージマンションがありまして(白い漆喰風の壁に青い屋根のたたずまい)、息子の大学進学に伴い賃貸物件を探してた時、たまたま近くにあったので不動産屋さんに無理を言って物件を見せていただきました。
m(__)m
このマンションにはアンティーク大好きなわたしはとても憧れがありまして、東京に住む=Sレジデンスに住む、みたいな図式がわたしの中に実はありました。
( ;∀;)💦
その夢の第1歩を見せてもらいました。
大きな幹線道路沿いに建つヴィンテージ感満載の物件で10階にあるリフォーム物件でした。
当時は壁も床も白一色リフォームが流行りで対面キッチンはもちろんシンプルなくせのないリフォームが好印象でした。
そして南向きの部屋なのでベランダに出ると新宿の高層ビルが一面に見え、田舎者のわたしとしてはますます、この夢を叶えたいとボルテージが上がりまくりでした。
💦( ;∀;)💦
間取りは2LDK,値段は2480万円してましたかねぇ〜。(高!!)
そのあと不動産屋さんが実はもう1部屋物件がありこれからリフォーム予定で、まだお客さんの荷物が少しありますが見て見ます?(=^▽^)σと言ったので、もう秒殺で返事いたしました。
o(`ω´ )o
その物件は5階の南向きの角部屋でした。
入り口のドアを開け、まず目に飛び込んできたのは居住者さんの荷物の山でした。
「まぁこれから引っ越しなんだから当たり前だなぁ〜」と思いながら中へ・・。
でも中へ入るともっともっとたくさんの荷物があり雑然さに騒然というか一瞬固まってしまいました。
(~_~;)
部屋の広さがかなり広く3LDKくらいありましたっけ。
気を取り直しその荷物の山を一つ一つ見ると東側の窓の近くには大きなはた織り機が鎮座していて、それにまつわる糸巻きや布の山、手芸の本が横積み、前居住者さんの手芸作品の写真がたくさん飾ってありました。
(この状態からも前の居住者さんは手芸を生業または趣味?にしていたのだと思われます。)
いわゆる足の踏み場のない状況だと思います。
一般的にはこの状態を「汚部屋」とも言うのでしょう。
荷物があまりに多いため南側のカーテンを緩く締めて対応してました。💦
不動産屋さんがポツリと、「前の住人の方は女の方で高齢で引っ越し売却予定なので先ほどの物件より広いですがお安く提供できますよ。」と言いました。
( ´∀`)
南の窓からカーテン越しに風がたなびき、新宿副都心の高層ビルが見え隠れしてます。
・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・
同じSレジデンスでも1日にして「光と陰」の部屋を見たわけですが・・・
( T_T)\(^-^ )
わたしはまだ見たことの無い先住者さんのたくさんの荷物を見て、こんな大都会で一人暮らしで、生業や趣味にもうちこめて、Sレジデンスの物件に住んでいた先住者さんをとてもうらやましいと思ったのでした。
この日の経験は今でも鮮明に覚えていて、とても良い思い出です。
(おしまい。m(__)m)
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